小松鉄工団地協同組合は、昭和48年（1973年）の設立以来、50年余にわたり地域のものづくり企業の皆様とともに歩んでまいりました。
振り返れば、工場等集団化制度のもと15社の組合員によりスタートした当時の日本は、高度経済成長の真っただ中にあり、誰もが希望を抱き、未来の可能性を信じて懸命に努力していた時代でした。
その後の半世紀、私たちはバブル経済の崩壊、20世紀末の混迷、さらにはIT革命やグローバル化など、幾度もの構造変化や激動する経済環境の波に直面してきました。
こうした厳しい時代にあっても、関係各位の温かいご支援とご協力、そして諸先輩方のたゆまぬご尽力により、当組合は安定した運営基盤を有する工業団地へと発展を遂げることができました。
現在、組合員16社は「信頼・協調・公平」という設立当初からの基本方針のもと、次の100年を見据え、初心を忘れることなく、より一層の努力と挑戦を続けております。
これからも、私たちは「ものづくり」そして何より「人づくり」を大切にし、機械機器の製造をはじめとする価値ある製品を社会に届けることで、地域社会への貢献を果たしてまいります。
小松鉄工団地協同組合
代表理事 山口 徹